Web2.0の本質

Web2.0の本質は莫大な情報を提供しているプロバイダーにユーザーが集まり、雪だるま式に増殖していくという特性。成功する条件は情報量かユーザー数どちらかでCritical Massesを超えること。雪だるまを高速にころがすためには既存の情報とユーザー参加型の情報を組み合わせることが肝心だ。組み合わせか方は以下のとおり。これで雪だるまがころがり始める。
1.あらゆる情報にすばやくたどりつくためのTaxonomyを提供→Longtailの発生源
2.一度発見した情報を共有するために情報を特定できるID(Parmanent Linkなど)がアサインされていること
3.提供している情報に対してユーザーがセマンティクスを共有するための仕組みを提供(タグ付け、ユーザーレビュー、お勧め、他の情報との関連など)

1、2はプロバイダーがStaticに提供しているもの、3はコンシューマーが自発的にDynamicに情報提供するための仕組み。1から3を通じてある程度提供されているケースが多いが、より細かな情報の単位ですべてを整理する必要がある、またビジネスセントリックではなくユーザーセントリックなExperience
を提供できるかによって2.0的かどうかがわかれる。現時点ではコマースなどごく一部の分野にとどまっているが、本来は世界中のアイデアを世界中の人々で共有するための仕組みである。そこにビジネスが関連しているかどうかは副次的なことだ。