サービスの構成要素としてのデータとタスク

Data is the next intel insideという言葉でデータの重要性が表現されており、確かに現時点でマジョリティを占めているWeb2.0サービスは莫大なデータを所有していることが最大の競争力となっている。しかし今後を考えるとデータだけに限定して考えるよりはタスクという概念を導入した方が自然ではないかということを検討している。IT業界では歴史的にみても、データだけが重要だとする考え方とデータとファンクション(タスク)が重要だという考え方の2つに意見が分かれてきた。ここでいうタスクとはサービスとしてのタスクである。詳細なソフトウェアを意味するものではない。例えばRemote Mail Controlなどが最近登場してきたが、これは明らかにデータではない。VoIPもe-Mailもデータではなくタスクだと考えてもよいのではないだろうか。mashupもデータのみで考えるよりもタスクが導入されはじめているように見受けられる。Google MapとSkypeのmashupはその代表例である。