NHK&Vista

10/26に開催したREMIX Tokyoの基調講演でNHKアーカイブズオンデマンドをVista上で提供するデモを公開したところ大反響を呼んでいる。PCを操作するLook&FeelとTV番組を見るという日常的な行為をどう組み合わせるかに苦心したわけだが結果的にはすごくSophisticateされたものに仕上がったと思う。イベントには他局の関係者も多数参加いただいていたようで、早速問い合わせも始まっている。今後の展開が楽しみである。

携帯SNS

世の中の進歩は早い、携帯電話のSNSが流行るだろうと予想していたら、すでに位置情報を利用した遊び感覚のSNSが世に出ている。今後は情報入手先としてこういった形でのCGMが頻繁に利用されるはず。

クリエイティブコモンズとREMIX

先日New Context ConferenceにてCCの講演を聞いてきた。久々にいい話だった。これまでは世界中のクリエイターがWebにコンテンツをUPするという現象を実感できなかったのだが、USでは既存のコンテンツに若干手を加えてそれをUPするいわゆるREMIXが多いとのことである。確かに一からコンテンツを作成するヒトの数は限られているだろうがREMIXであれば大量のクリエイターが作業をする可能性があるだろう。世の中は誰かのアイデアに触発されて何かを作り出すということが多いわけなので、REMIXに必要な著作権としてCCが”Some Rights Reserved”を推進しているというのも筋の通った話である。
ちなみに・・来週開催のMS主催イベント「REMIX」とは何の関係も無い。。。

コミュニティとサービスの出会い

コミュニティに対するサービス提供は、各サービスプロバイダーに共通するニーズである。国内だけでも何百万人という規模のコミュニティは多数存在する。コミュニティは数だけではなく興味が共通している点がさらに重要だ。その興味に沿った形でサービス提供が行われればビジネスの機会として絶好のものとなる。

イノベーションとコモディティ

ソフトウェア開発に関わる普遍的な法則を1つ紹介する。開発作業にはイノベーティブなものとそこで得られた成果物をコモディティ化していく作業の二つに分類される。どちらがいいというのではなくフェーズの問題である。イノベーティブな開発作業とはまだベストプラクティスが存在しない時期に試行錯誤を経て成果物を構築する段階のことを指す。一方でコモディティ化とは試行錯誤の末に得られた成果物と同じものをより効率的に開発するための工程である。世の中はこの概念によって構成されているという事実を意識すれば見つかる答えも多い。